過激派組織「イスラム国」のイラクでの最大拠点・モスルの奪還作戦を進めるイラクのアバディ首相が、モスル全域の制圧を正式に宣言した。

 イラクのアバディ首相は10日、モスルで演説し、http://y-watch.net/member/rrytreer/ https://www.eniblo.com/rrytreer「最終的な勝利を宣言する」と述べ、奪還作戦を進めてきたモスルの制圧を正式に宣言した。アバディ首相は前日、モスル市内を視察し、制圧を事実上、宣言していたが、最後の掃討が必要だとして、正式な宣言は見送っていた。

 モスルはイラク第2の都市で、2014年6月に「イスラム国」が制圧した。指導者のバグダディ容疑者が国家の樹立を一方的に宣言した地で、「イスラム国」にとっては、イラクでの最大拠点であると同時に、その支配の象徴とも言える場所だった。

 これに対し、イラク軍などは去年10月、奪還作戦を開始し、今年1月にはモスル東部の制圧を宣言。その後も残る西部の制圧に向けて攻勢を強めていた。

 「イスラム国」はイラクやシリアで劣勢を強いられているが、モスルの陥落によってイラクでの足場を失い、弱体化は決定的となったと言える。

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